当クリニックでは各種予防接種を行っております。予防接種をご希望の方は、窓口またはお電話にて予約して下さい。
予防接種は、特定の病原体からつくったワクチンを接種することによってインフルエンザや肺炎などになりにくくするために行われます。また、たとえその病気になったとしても軽く済むと考えられています。実際のワクチンは、感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱めたり、それらを無毒化したりしてつくられます。これを注入することによって、体内に抗体をつくらせ、接種効果が得られます。
インフルエンザワクチン
- 対象者：3歳以上の方(13歳未満の方は2回接種が推奨されています)
- 予約方法：窓口またはお電話
- 65歳未満の方の予診票につきましては、あらかじめ記載可能な方は以下よりダウンロードいただき記載をお願い致します。
- 65歳以上の方で浜松市以外の自治体の方は、ご自分の自治体の予診票を持参ください。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染による疾患です。発症すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻汁、せきなどの症状も見られます。こうしたインフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。ウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、それに対応するために、予防接種も毎年行う必要があります。
注意事項
- 2週間以内に新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた方は接種できません。
- 中学生以下の方は母子手帳をお持ちください。
- 重度の鶏卵アレルギーや、インフルエンザワクチンでアナフィラキシーを起こしたことがある方は接種できません。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす病気です。呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどのために免疫力が落ちている時など、つまり感染力が防御力を上回った際に、病原微生物が上気道から下気道、そして肺にまで入り込んで感染し、肺炎になってしまうのです。この病気を予防するためにできることの一つに、肺炎球菌ワクチンの接種があります。但し、すべての肺炎を予防できるわけではないので、接種後も手洗いやうがいなどを心がけて下さい。
予防接種後の注意点
予防接種後の30分程度は、接種を受けた医療機関にそのままいるか、医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。接種部位に異常反応が現れたり、体調に変化が生じたりしたような場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。また、接種部位は、清潔を保ち、接種後24時間は体調が変化する怖れがありますので、過激な運動や大量の飲酒は控えるようにしてください。